ペーパーバック購入者感謝特典

ペーパーバックを購入していただき誠にありがとうございます。

特典として
・就職活動で頭に入れておく2つの重要なこと
・就職四季報の読みかた【追加重要情報】
・将来役に立つ2冊の書籍内容
3つの内容を用意しました。

就職活動で頭に入れておく2つの重要なこと

2つだけ覚えてください。
特典はこれにつきます。

──就職四季報を活かした上での成功戦略──
「内定を引き寄せる2つのオーラを出すこと」

就職活動において、重要な行動です。
【その1】「この会社が本当に好き」という熱意を、オーラで伝える。

企業研究の第一歩
ホワイト企業を探す。
社会に貢献しているかを調べる。
企業理念・ミッション・ビジョンに共鳴できるかを調べる。

企業研究することで「自分が入社したい企業を好き」になります。

面接では「私は貴社が本当に好きで、どうしても入社したいです」という思いを、言葉や表情、雰囲気すべてで伝えましょう。

【なぜ効果的か】
企業は「うちの会社を本当に好きで志望してくれる人」に悪い感情は持ちません。

ライバルの学生と能力が同等であれば、「自社を好きでいてくれる学生」が選ばれる可能性が非常に高いです。

【注意点】
・言葉だけでなく態度にも表れることが大事。
・オーバーな表現や媚びる態度は逆効果です。
・相手に“伝わる”熱意を意識してください。
・企業のことを徹底的に調べておくこと。

【超人気企業の場合】
キーエンス、オリエンタルランド、食品大手など倍率の高い企業では、「好きです」オーラだけでは足りません。
一方で、就職四季報で見つけた知名度は高くないが、年収も労働環境も優良な企業では、この戦略が有効です。

【やるべきこと】
・志望企業のHPはすみずみまで熟読
・企業理念、ミッション、ビジョン、主力事業、IR情報も確認
・上記の項目の他、社員インタビューや社長メッセージをメモ
⇒面接時に企業理念、ミッション、ビジョン、主力事業など答えられないとアウトです。

【その2】「仲間として一緒に働ける人」だと感じさせる
企業が本当に求めているのは、「仲間として信頼できる人材」です。

【ポイント】
・明るく素直な受け答え
・自分の考えを持ちつつも、相手の意見を尊重する姿勢
・「一緒に働きたい」と思わせるような態度

【企業が求めている人物像】(実際の就職四季報から)
– チームワークを重視する人
– 素直で誠実な人
– 粘り強く努力できる人
これらの資質の根底にあるのが、「仲間として信頼できる人かどうか」です。

⇒就職四季報で「企業が求める人材」を調べてみてください。
チームやチームワークなどの言葉を見つけることができます。
書いていない企業もベースはチームで仕事を遂行しなければなりません。
つまりチームワークできる人材プラス〇〇の人材ということです。

【面接で意識すべきこと】
– 他人の話をきちんと聞く
– 自分の過去の経験(部活・アルバイトなど)で「チームで成果を出した経験」を語る
– 「御社の社員の方々と一緒に働きたいと感じた理由」を明確に伝える

まとめ:面接で出すべき“2つのオーラ”
1. この会社が本当に好きだという熱意
2. 仲間として一緒に働きたいと思われる安心感
この2つが面接官に伝われば、内定の可能性は確実に上がります。

就職四季報の読みかた【追加重要情報】

就職四季報を購入したらトコトン使い倒してきださい。
まずは「ホワイト企業」を選んでいきましょう。

【ホワイト企業の選び方】
就職四季報「総合版」なら会社全体の離職率5%未満から選んでください。
新卒の3年後離職率の平均が32~35%です。

AIで調べました。
新卒の3年後離職率の平均32~35%に相当するのが、会社全体離職率6%台に相当
(80社のデータなので、母数が少ないかもしれませんが、目安数字がわかればいい話です)

会社全体の離職率6%台だと、ブラックと言われている企業があります。
選ぶ基準は「離職率5%未満」です。

就職四季報「優良・中堅企業版」は【(会社全体の)離職率】がありません。
新卒3年後の離職率を使用するしかありません。
25%未満、できれば20%未満の会社から選びたい。

新卒3年後の離職率の数字は、かなりブレます。
この数字は、幅をもたせましょう。

知っておきたい知識1:業界別の年収
東洋経済新報社の書籍「会社四季報 業界地図2025年度版」に業界別の40歳平均年収が掲載されています。

平均年収が高い業界
海運    854万円
リース   849万円
損害保険  821万円
證券    785万円
メガバンク 784万円
医薬品   778万円

平均年収が低い業界(下から書いています)
介護    463万円
旅行    478万円
アパレル  482万円
ウエデイング  487万円
バス・タクシー 490万円
ホテル   491万円
外食    493万円

そして保育士の平均年収は38歳で約397万円(厚生労働省の統計調査)です。

知っておきたい知識2:新卒の離職割合
大学を卒業し入社して3年以内で退職する割合は約3割強(32~35%)です。
この数字は、昔から3割強で変わっていません。

令和3年3月卒業者 新卒大卒3年以内の離職率平均が34.9%です。
事業規模や業界で違います。

厚生労働省の新規学卒就職者の「離職状況(令和3年3月卒業者)の数字」を書きます。

事業規模と3年以内の離職率(大卒)
5人未満     59.1%
5~29人    52.7%
30~99人   42.4%
100~499人 35.2%
500~999人 32.9%
1000人以上  28.2%

人数の多い会社(組織)ほど離職率が低い。

そして、離職率の高い業界
宿泊業・飲食サービス業   56.6%
生活関連サービス・娯楽業  53.7%
教育・学習支援業      46.6%
小売業           41.9%
医療・福祉         41.5%

厚生労働省がブラック企業を定義してくれています。
このような定義です
「BtoCではなくBtoBを選んだ方がいいですよ」と厚生労働省がささやいています。

もう1つささやいています。
「人数の多い会社に入社しましょう」

知っておきたい知識3: 転職する場合、同じ業界に転職する可能性が高いです。
新卒で介護職の業界に勤めたら、転職先も介護職の方が採用されやすい。

逆に言えば介護職以外の業界に採用されづらい。
よって同じ業界への転職になる傾向があります。

何を言いたいのか、わかりますか?
最初に就職した業界が年収の低い業界だと年収の高い業界に転職しづらいということです。

ただし営業職は他の業界へ転職しやすい職業です。
A業界のメーカーで営業職
B業界やC業界やD業界に営業職として転職できます。

メーカーは「電機・事務機器」「電子部品・機器」「住宅・医療機器」「自動車」「自動車部品」「輸送用機器」「機械」「食品・水産」「印刷・紙パルプ」「化粧品・トイレタリー」「医薬品」「化学」「衣料・繊維」「ガラス・土石(陶器・セメント)」「金属製品」「鉄鋼」「非鉄」「その他」

「商社や卸業の営業」なら「メーカー営業」へ多くの人が転職しています。
もちろん「メーカー営業」から「メーカー営業」へも同様です。

営業職に自信がない人

社会人になる前に「営業職」で働いた人はいませんから、自分にできるかどうか不安のはずです。
営業に自信がないのなら、ルートセールが基本の会社を選んでください。

歴史があり規模が大きい(新興企業でない)会社の場合、ほとんど客先が決まっています。
自社製品に競争力がある場合、新規開拓する必要がありません。

競争力のある製品を持っている会社だと、販売しなくても先方から売ってもらいたいというケースで新規の売上が計上されます。
市場シェアの高い製品を持っている会社を選んでください。
【就職四季報の記者評価】のコメントを読めば書いてあります。

【記者評価】は、就職活動している学生全員が読んでほしい箇所です。
東洋経済は企業研究に強みのある会社です。
市場シェアの高い製品を持っているということは優良企業である証になります。

【体育会系=営業向き】ではありません。
お客さんとコミュニケーションが取れないとキツイですが、普通に友達と会話できる能力があれば大丈夫です。
新規開拓できない営業マンをたくさん見てきました。

ホームページの製品を見て電話してきた会社に対しても「新規開拓件数」に入れて営業会議で報告しています。
ほとんどこのパターンで通用しています。

必ず正社員になること

必ず正社員になってください。
ブラック企業での就職して正社員になることが重要です。

体を壊してはいけませんが、20代ならいくらでも転職することが可能です。
転職を勧めているのではありません。
ブラック企業に勤務し転職できない状況だとキツイですが、リクルートやDODAなどの転職エージェント会社が多くあります。

派遣という選択もしないでください。
責任が重いという理由で正社員を避けるケースがありますが、係長クラスまで大丈夫です。
能力ない責任感もない管理職を大勢見てきました。

最後に1つアドバイスしておきます。
転職したくなったら、会社に転職してきた人がいるはずです。
何人かに、ここの会社はブラック企業かどうか聞いてみてください。

あなたと違い比較対象の会社を知っています。
「この会社はヒドイね。また転職するつもりだ」と答えたら、転職すべきでしょう。
「いや、ここの会社は、前に勤めていた会社と比べ良い会社だよ」と答えたら、その意見を尊重しましょう。
それでも辞めたいのなら、自分の気持ちを優先しましょう。

「あなたの将来に責任を持っている人は、あなた」だからです。